履歴書の写真ってなんかぶっす~として暗い顔なのに、どうしてそれを良しとしてるんだろう?
すっごく若かった頃に恥ずかしながらイベントのキャンペーンガールの仕事をしていたことがあります。その時の面接にはやはり履歴書が必要だったのだけど、手元にはぶっすーっとした簡易な証明写真しかない。キャンペーンガールなのに、これでは絶対通らないと思った私は、志望動機欄に「写真は暗いですが、本人は明るいです」と書き込んで提出し、面接に持込み合格。数ヶ月にわたるイベントに可愛い衣装でにこにこ参加してました。
それはさておき。
自分の写真はホント難しいです。自分が良いと思うものと、他人に与える印象はまた別なんですよね。写真屋さんに行くと言う手もあるけど利用したことがないのでなんだか怖くて。会社をやめたかった時期にミントクリエイティブのブランドコンサルタント、守山さんにソーシャルポートレートをお願いしてみましたよ。プロのヘアメイクさんとカメラマンさん、そして服やポーズなども相談に乗ってくれます。自分の見た目が他人に与える印象なども教えていただけるので、自信にもつながります。今は自分のイメージからは少しズレを感じてしまってブログからは外しちゃってますが、これは自分を知る上でとっても良い機会になりました。つまりは自分のブランドをしっかり持っている、自覚している人には是非お薦めしたいです。
このソーシャルポートレートは思い付きで撮影に望んでしまったため、満面の笑顔の写真ばかり。残念ながら履歴書には使えませんでした。よく考えて行かないとですね。
さて、今回の求職活動では正攻法のスーツではなく、シックな壁をバックに黒い鮫小紋を着て僅かに微笑んでいる写真を履歴書にいれました。口角が下がっていると暗く見えるので、敢えての微笑み。
これが思いの外印象が良かったように感じました。
着物が好き、もしくは着物が着られることが一発で伝わり、なおかつきちんと感があります。略礼装なので、スーツのような印象を与えたのかもしれません。そんな履歴書写真も大人ならではないかなと。業種にもよると思いますが。